#0106コデマリSpiraea cantoniensis

コデマリ(小手毬)
Spiraea cantoniensis

コデマリさんはオオデマリさんとはあまり関係ありません

別名:スズカケ
科名:バラ科
属名:シモツケ属
学名:Spiraea cantoniensis
原産地:中国南東部
開花期: 4-5月
落葉低木

写真:園芸品種ゴールドファウンテン

個性

植物たちには
それぞれ個性があります


・小さい花が球状に咲き、小さな手毬に見えることから名づけられた。

・花の裏側を見るとらせん状に枝が伸び、自然の造形物の美しさが感じられる。

・そのまま果実がらせん状にできる。(学名のSpiraeaは螺旋状を意味する)

・耐寒性も耐暑性もあり、育てやすい花木。

・地際から幹が多数出て株立ちとなるので庭植えに適する。

・枝も葉も見えなくなるほど満開になると、神秘的で大変美しい。

属名Spiraeaは螺旋(らせん)を意味している」
一つの小さな花、そして果実の付き方が、らせん状になることから。

~小でまりの 花に風いで 来りけり~

生涯8100句余りを作った俳人 久保田万太郎さんの最後の句です。花言葉は「優雅」「上品」。清楚で品のある姿に俳人の皆様もうっとりされていたのではないでしょうか。

コデマリは、球形状の花が、小さい手毬に見えることから名づけられました。別称、鈴懸(すずかけ)ともいいますが、これは鈴に見立てたことでこう呼ばれます。花の上へ伸びる枝と横へ伸びる枝の長さがほぼ同じなので、集合すると全体が鞠のようになります。

コデマリはバラ科シモツケ(Spiraea)属で、シモツケ属を表す学名Spiraeaは、スパイラル(螺旋)を意味しています。裏から見ると、枝がらせん状にきれいに配置されており、自然の造形美には圧倒されます。

小さい手毬もあれば、大きい手毬もあります。オオデマリです。

両者、名前にテマリとあり、小さい白花は集まったように咲く様子が似ているため、同じ仲間だと勘違いしている方もいらっしゃるようですがコデマリとは全く別の植物です。オオデマリは、スイカズラ科ガマズミ属(Viburnum)です。

コデマリの属する、シモツケ(Spiraea)属の仲間には、【ユキヤナギ】や【シジミバナ】などがあります。4~5月に長細い穂に雪が積もったように花を咲かせ、とても華やかです。

ちなみに、白い花を咲かせるアナベルという品種の【アジサイ】がありますが、オオデマリに似ています。ところが、これまた別の属でアジサイ科アジサイ(Hydrangea)属です。

レッドヒルのコデマリはゴールドファウンテンという園芸品種です。春になるとオレンジ味を帯びたゴールデンな若葉が生え、白い花とのコントラストがきれいな園芸品種ですよ。

学名

~名は体を表す⁉…
学名は世界共通の名前です


Spiraea
スピラエア

「speira」・・・螺旋、輪

cantoniensis
カントニエンシス

中国広東の

植物たちは様々なシーンで
魅力的な姿を見せてくれます


コデマリ