手のひらにおさまる水の妖精!? 本当に可愛い熱帯スイレン「ドウベン(ミニミニドウベン)」のご紹介

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手のひらにおさまる水の妖精!?
本当に可愛い熱帯スイレン「ドウベン(ミニミニドウベン)」のご紹介

熱帯スイレン ミニミニドウベン
その姿はまさに小さな水の妖精。熱帯スイレン 品種名ドウベン

透き通るような花色と質感、そして神々しく浮き上がる中央のゴールデンクラウン(王冠)

熱帯スイレンの神秘的な花姿はまさに水の妖精です

[はじめに~熱帯スイレンとは]


スイレン目は太古の昔からほとんど姿を変えていない原始の姿を残す植物です。花には芳醇な香りがありクレオパトラの時代から香水として利用され、現代でも原料の一つとして扱われます

スイレンには大きく熱帯性温帯性に分けられます。特に熱帯性のものは、、赤や白だけでなく青や紫などエキゾチックで多彩な花色が魅力的で、水面に展開された葉や、水面からしっかりと花茎を立ち上げて空中に花を咲かせます。また香りも楽しめるのも熱帯性スイレンの魅力です。一方、温帯性のスイレンは比較的暖色系の花色が多く、水面付近に花を咲かせることが多いとされています。

熱帯スイレンの花は、概ね3日間でしぼんで水面に倒れ、徐々に水没していきますが、花上がりが良いので毎日のように新しい花を上げてくれます。特に熱帯スイレンは6月ごろから10月ごろまでと開花期間がとても長いことも特長です。

スイレンの学名Nymphaeaは「Nymph(ニンフ)」が由来とされ、「(水の)妖精」を意味しています。名は体を表すと言いますが、どこか神秘的な姿はまさに水の妖精。学名もまた美しいです。

熱帯スイレン ドウベン
熱帯スイレンの美しい花姿(ドウベン)

[ドウベン・ミニミニドウベンについて]

熱帯スイレン「ドウベン」

Nymphaea × Daubenyana

▶︎ほんのりブルーがかった透明感のある花弁はまさに水の妖精。しかも丈夫で育てやすく、秋遅くまで咲く

ドウベンはスイレン科の多年草で、熱帯性のスイレン(熱帯スイレン)の園芸品種です。花弁の先にほんのりとブルーが入りますがまさに水の妖精のごとく神秘的で美しいお花です。比較的丈夫で育てやすく、秋遅く(7~10月ごろ)まで咲き続けます。

また熱帯スイレンの中では比較的耐寒性が強い品種で、地域や環境にもよりますが、屋外放置でもエアコンの室外機のそばなどに置いておくとその稼動熱で冬越しができたりします。

熱帯スイレン ドウベン
熱帯スイレン ドウベン
熱帯スイレン ドウベン
中央の王冠が見られるのは開花1日目。※2日目、3日目は中央の姿が変わります。違った花姿を楽しめるのも魅力の一つです。

▶︎ミニミニドウベンは商品名。栽培の工夫で直径6cm程度の鉢でも花が咲きます

ミニミニドウベン商品名です。熱帯スイレンの品種の中でもドウベンは、とても強いスイレンの一つで、栽培の仕方を工夫することで直径6cm少々の鉢でも花を咲かせることが可能です。

原産地のタイでは、非常にコンパクトに栽培したこのミニミニドウベンをワイングラスのような容器を外鉢にして、お洒落に楽しむこともあります。

熱帯スイレン ミニミニドウベン

熱帯スイレンの面白い特長の一つとして、水面の広さに応じて咲かせる花の大きさが変わります。水面が広い大きな外鉢に沈めると、花の大きさはその水面の広さに比例するように大きくなります。逆にワイングラスのように水面が狭い小さな花を咲かせます。
栽培方法により異なる姿を楽しめる、とても魅力的な性質です。

qr0018熱帯スイレン
オシャレなインテリアとしても魅力的です
熱帯スイレン
ドウベンと同じミニミニシリーズ「ミニミニミロク」(品種名ミロク)
熱帯スイレン ミニミニドウベン
手のひらにすっぽりと収まるサイズ感

[熱帯スイレンを育てる]

この夏、風鈴代わりに涼を感じる。池がなくても大丈夫!

熱帯スイレンはベランダや窓際でも日が当たれば育てられます!

qr0018熱帯スイレン

熱帯スイレンの育て方

一般的な熱帯スイレンの育て方をご紹介します。もちろんドウベンにおいても同様です。

▶︎とにかく日のあたるところに置く

西日はほとんど気にする必要はありません。葉が生えてくる中心の成長点に光が入ることが大切です。場所によっては半日陰でもOKです。水温は40℃位まで上昇しても問題ありません。
※地熱と相まって温度が上昇しやすいコンクリートやベランダの上では木製の台の上やフラワースタンドに置くと水温の上昇を防げます。

▶︎水やり

毎日の水やりは必要ありません。水量が減ってきたら「足す」というイメージで十分です。中心の成長点が乾かないように10~15cm水に浸かるようにするとよいでしょう。

▶︎花期

6月~11月頃まで咲きます。切り花としても楽しめます。花は3日花。朝開いて夕方閉じます。日ごとに違う表情を見せてくれます。3日間咲いた後、花は水没します。終わった花は根元からちぎり取るようにしてください。花が水に潜ったままだと水が汚れる原因になります。つぼみと間違えてしまいそうですが、垂れていたり、水に潜るので簡単に区別できます。

▶︎葉

葉の枚数は多いほど元気な証拠です。ですが、密集して成長点に光が入らない場合は、根元からちぎり取るようにしてください。古くなった葉も同様に根元からちぎります。
葉は水面に浮かんでなくても全く問題ありません。小さい苗はスイレン鉢に浸けた際に葉が水に沈む場合がありますが、成長とともに浮いてきます。
また、葉は鉢からはみ出して水面から出てしまうと成長が止まり、それ以上大きくなりません。反対に水面が広いと葉はどんどん伸びて広がります。

▶︎病害虫

ボウフラが湧き、アブラムシが付きやすいので注意します。

<メダカを入れている場合>
ボウフラはメダカが食べるので湧きません。アブラムシには浸透移行性の殺虫剤(ベストガードなど)をふわっとかけるだけで駆除できます。

<メダカいない場合>
オルトラン粒剤など浸透移行性の粒剤がおすすめです。パラパラと水の中に撒いておくと1か月くらい効きます。

▶︎冬の管理(冬越し)

屋外でも氷が張らないところであればそのまま越冬できます。

掘り上げて越冬させる場合は、12月頃に完全に生育がとまってから球根を土から掘り上げます。掘り上げた際には根と葉をすべて球根から取り除きます。この時に芽の部分は取らないように注意します。根と葉を取り除いた球根は水が入ったコップに入れて明るい窓辺に置いて冬越しさせます。水が濁ってきたら水換えをします。

または1~2日陰干しして表面を少し乾かし、キッチンペーパーかフェルトに包んでビニール袋に密閉して室内で保管します。越冬中の温度は5~15℃がよいです。

ゴールデンウィークを過ぎた頃、水が入ったコップに球根を入れます。水温が上がり芽が動き出したら植え込みます。ポイントは芽と根が出ている成長点部分を埋め込まないことです。深く埋め込むと生育が悪くなります。土の表層ぎりぎりのところに植えます。最初は肥料を与えず、元気になって暖かくなってきたら与えるのがよいでしょう。

葉を“表”にして浮かべ、小さな球根をたくさん作っておくと冬越しの成功の可能性が高まります。


購入

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